iker's blog

気ままに更新

掛川城


先週の土曜日にサッカー観戦ついでに、静岡県は掛川城へ行ってきた。
日本100名城のひとつということで、楽しみにしていたのだが、何てことはない。
だって、一番の印象は「暑い」だもん。東名高速掛川バス停から歩くこと20分・・・35度以上の猛暑の中・・・それだけで死んだ。
城に着けただけでも満足だった。



それでも中に入ったら入ったで、楽しめた。戦後再建された城には珍しい木造建築で、なかなか風情があった。名古屋城とかエレベーターがあって、風情も糞もないもんな。



二の丸御殿もしっかりした造りだった。巧妙が辻で有名になった山内一豊が大幅な拡張を行ったらしいが、写真に写っているあたりもそのとき造られたのだろうか?



天守から見る掛川の街並みもすばらしかった。飾らない街だけど、そこが素敵だ。
天守は高いところにあるせいか、風通しが良くて涼しかった。


学生の頃は日本史に酷く無関心だったのだが、最近徐々に関心を持ち始めてきた。
戦国時代の歴史には必ず出てくるお城には、特にロマンを感じる。
昔ここでどういうことがあったとか、どういう暮らしをしてたとか、戦闘のときにはどうしていたとか想像するだけで楽しい。


「未来は過去と現在の延長線上にある。だから過去を知ることは大事なんだ」


こんな台詞きれいごとだ、大事なのは今って思ってたけど、社会人になってからその言葉がだんだん理解できるようになってきた。
かつての俺と同じように歴史が嫌いな学生には、是非お城を見てもらいたいもんだ。