iker's blog

気ままに更新

ウラジオストクアイスラン(アイスマラソン)に出てみた<その1>

海外マラソンブログと化しているが、これからそれ以外のネタも更新したいと思う。でも今回はまた海外マラソンのレビュー(笑)

2月23日にロシア極東ウラジオストクで行われた、ウラジオストクアイスラン(RUNNETだと第4回国際ウラジオストク氷上ハーフマラソン)に出てきた。

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 概要

ウラジオストクアイスランは2019年大会が第4回と、新しい大会である。文字通り、氷の上を走ることができる珍しい大会だ。


Отчётный фильм о ледовом полумарафоне Honor Vladivostok Ice Run 2018

通常2月最終土曜日に開催されるようで、距離は5km、10km、ハーフの3種類用意されている。秋に行われるウラジオストクラソンと主催者が同じであるため、エントリー方法なども全く一緒で、ウェブサイトは日本語対応だ。

エントリー

エントリーフィーは距離に関係なく通常2,500ルーブル、プレミアムが4,000ルーブル、VIPが7,000ルーブル(2019年2月現在、1ルーブルはおよそ1.7円)。2019年大会ではプレミアムはニット帽と手袋が、VIPはパーカーとHONOR BAND 4がついた。

記念品

私はプレミアムを申し込んだが、ニット帽にも手袋にもICERUNと入っていたため、記念になりった。なお、この大会には記念Tシャツのようなものはないため、記念品がほしい方にはPREMIUMかVIPを推奨したい。

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PREMIUM、VIP内容

VIPでついてくるHONOR BAND 4だが、これは大会冠スポンサーのHONORが出しているスマートバンドである。私も別メーカーのものを使っているが、心拍、歩数、睡眠管理などができて大変便利だ。ただし日本で使う場合、技適の問題があると思われるので、そのあたりは自己責任となる。

 旅の準備と入国後のお役立ち情報

ウラジオストク行きの基本準備などは、2017年秋のウラジオストクラソンの記事を参考にしてもらいたい。今回の旅を踏まえて少し加筆し、最新情報としている。

iker.hatenablog.com

上記レビューと重なる部分があるが、ウラジオストクの良さはなんと言っても近いところである。成田からの距離は約1,100km。これはソウル(1,200km)や沖縄(1,500km)よりも短い距離だ。また、エントリーもギリギリまで受け付けているため、直前に飛行機を取って申し込むということもできる。

 装備

気候

2月下旬のウラジオストクの最低気温の平均は約-10℃となっている。

ウラジオストク、ロシアにおける年間の平均的な気候 - Weather Spark

だが今回は非常に暖かく、スタート時間の10時の時点では体感で3℃程度、正午頃には6℃程度になっていた。しかし2018年の大会は非常に寒かったとの情報があり、寒さ対策は必須だ。また、海上のため風をもろに受けるので、そこも考慮する必要がある。

足元

一番大事な足元だが、私はmontrailのトレランシューズに、簡易スパイクをつけた。簡易スパイクは今大会から全員に配布されたが、私は念の為事前に日本で買っていた。だが結局配布されたものも全く同じものだった。なお、大会側が用意したものはLサイズ(26cm~29cm)だった。

 レース後に撮った写真がこちら。

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 ずれている上、踵のピンが2本なくなっている。私の場合靴が26cmなので、ちょうどMとLの境目で、今回Lを使ったので緩かったのかもしれない。

ピンの脱落は他の参加者でも確認できた。少し高くなるがもっと良いものもあるので、万全を期す場合は別のものを選んだほうが良いかもしれない。

ずれに関しては、Lサイズでは駄目な場合事前に適正サイズのものを購入しておくこと、そしてスタート前に十分試走を行ってフィット感を確かめておくことである程度回避できると思われる。

なお、スパイクなしで普通のランニングシューズで走っている人もいたが、よほど自信がない限りお勧めできない。また、別エントリーで後述するが凹凸がかなりあるため、安定感のあるトレランシューズがより適していると感じた。