読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

iker's blog

気ままに更新

第9回隠岐の島ウルトラマラソン<後編>

レストステーションを出たところで、「日本1-0コートジボワール」のボードを見つける。オイラも含めランナー一同盛り上がるw
50kmは50kmの部のスタート時間である11時半前に通過。これで川内優輝君に追い抜いてもらえる。
51kmを過ぎたところで50kmの部スタートの号砲を聞く。走路がコの字になっていたため、スタートがよく見える。集団がすごい勢いで走りだし、まるで自転車レースでメイン集団が迫ってくるような感じだった。
53km過ぎで川内君がものすごい勢いで駆けていく。「ファイト」の声に軽く頷いてくれた。


その後勢いが全く違う50kmの選手に次々と追い抜かれる。こっちは50kmの選手がスタートする前にすでに50km走っているんだ、というのは分かっていても、なんとも嫌だった。
100kmの選手のゼッケンを確認しては、一緒に頑張ろうぜと、心の中で声をかける。


因みにこの頃にラジオを聞いていた人から日本逆転負けの報を聞いた。伝える方もがっかり、聞く方もがっかりな、残念なひとときだったw


相変わらず50kmのランナーにがんがんかわされる中、自然とペースが合ったのが、またもや美ジョガーのグラさん(グラサンをしてたのでw)。本レース二度目のランデヴー(*´Д`)
グラさんはラン歴が短く100kmレースは初挑戦とのことだが、昨年この大会で50kmを走っており、3週間前にも70kmのアップダウンが激しいレースを11時間で走っている。やはりおいらとは準備が違う。
おいらがここからの三連続の峠越えが嫌ですよね〜なんて話を振ったら、登りになれば歩けるから、早く登りになってほしいという答えwすごい。
携帯していたコース図を見ながら、59kmから登りなんで、あとちょっとですねなんて話していると、突如ものすごい向かい風が。
台風並みの風に抗いながら走るも、グラさんは少し歩きますと言った。
男ならここで、じゃあ私も歩きます(`・ω・´)そして私が風よけになります、と言うべきだったんだろうが、なにせゴールが不安だったもので、先を行くことに。
この選択が人生において正しかったのかは甚だ疑問だ・・・w


レストステーションを過ぎてから意外と脚が回復しずっと走れていたのだが、さすがにおいらもこの風には勝てずに少し歩いた。

50kmの選手は速すぎて風よけに使えないぞと思っていたら、赤い登山用の帽子を被った方、登山帽さんがちょうど良いスピードで前を走ってる。
後ろについて、すみません、風よけにさせてもらいますとしっかり宣言wしかし後ろにいるだけではと罪悪感にさいなまれ、今度は私が風よけになりますと、果敢に前へ出た。
が……ξ/ 彡(-ω-;)彡ξ/風強っ!すみません、私には無理でしたと早々に白旗w


60kmからの3連続の峠越えは本当にきつかった。
それでも登りは全て歩くものの、下りと平坦区間はきっちり走れた。
80kmが本当に遠かったけど、やはりボランティアや沿道の住民の方の熱心な応援のお陰でなんとかこの辛い区間をクリア。





80kmを過ぎると、いくら厳しく見積もっても完走は間違いないと確信。しかしここまで来ると平坦区間でも脚が思うように出ずに、走ったり歩いたりの繰り返し。
あとは強い気持ちだと、周りの100kmのランナーにも声をかけつつ、自分を鼓舞した。
最後の難関、空港の坂はかなり苦しかったけど、自分と同じく100km初挑戦の江戸川さんとお喋りしながら頑張った。
江戸川さんは江戸川近くに住んでいるそうで、自分と同じように柴又100Kみたいな川沿いを走る景観の無いレースは嫌だと思い、隠岐の島を初めての100kmの舞台に選んだのだとか。



最後の峠のピークにあった施設エイドでコーヒーと甘味をもらい、あとはゴールに向かうのみ。



西郷大橋から望むきれいな夕日の写真を撮って、さあもう少し・・・
その時後ろから不意に「お疲れ様で〜す」の声。
振り返ると何と序盤で並走した若造君だった。約80km、11時間ぶりくらいの再開。
もう完全にちぎったものだと思っていたら、追いかけていたとは。
「ここで抜くか〜」の叫びも虚しく、若造君は軽やかに駆けていった。残り2kmで抜かれたのに、ゴールタイムは5分くらい差がついたw
どんだけ最後ダッシュしてんだよw



ゴールが近づくと不思議と元気が出てきて、最後は結構走れた。
沿道からの沢山の「お帰りなさい」「100kmもう少し、頑張れ」の声に、自然と笑みがこぼれた。
ゴール手前の坂は走りきれなかったけど、大勢の方の声援、そしてMCの方の温かい祝福の声の中、感動のゴール!


タイムは13時間38分。
ウルトラマラソンってこんなに楽しいものだったんだ。なんでもっと早く教えてくれないのよ〜、というのが走り終えての率直な気持ち。


最高の景色、最高の運営、最高の住民の方の応援、そして志を同じくする最高の仲間のお陰で、最高に楽しいレースになった。
また来年、今度は少し強くなって戻ってきたい。
このレースに関わった全ての方に感謝!



計測ポイント スプリット ラップ
Start  00:00:13
20km   02:25:10   2:24:57
40km   04:52:11   2:27:01
60km   07:36:30   2:44:19(レストステーション10分)
80km   10:29:52   2:53:22(トイレ10分)
Finish  13:38:45   3:08:53