iker's blog

気ままに更新

読書の秋

先日、朝日新聞にこんな記事が。


「忙しくて」本読めぬ30代 4人に1人「1カ月0冊」


調査手法が分からないが、実情とそれほどかけ離れた数字ではないだろうという実感。やはりこういう記事になってつきつけられると、色々思うところがある。
20代もほぼ4人に1人が1ヶ月0冊・・・
なんか勿体無いなあ。
まあ読書家の人から見たら、読む数が少ない俺なんかも勿体無いと思われちゃうんだろうけど。


高校までの俺は、活字が大嫌いだった。
母親からよく本を読めと言われたもんだ。根っからの行動派だから、じっと本を読むだけの忍耐力も集中力もなかった。
そのまま順調に活字嫌いエリートの道を歩めば、この1ヶ月0冊の中に入ったんだけど、途中で道を踏み外してしまった。


きっかけはよく分からないが、新聞と新書のお陰かな?
興味のある分野の新聞記事は面白いし、新書も同様。大学時代に「読む」ことの楽しさをようやく覚えた。
大学時代はよく、少し離れた丘の上の団地にあるスーパーへ買い物に行きがてら、図書館で本を借りてきたもんだ。
読む頻度も分野もそのときどきで偏りがあるが、それ以来フィクションもノンフィクションもそれなりに読むようになった。


体はこれから衰えていくけど、頭の衰えは体よりもゆっくり来ると思うので、もっと本を読んでいろんなことを知りたい。
フィクションでは、今は太宰をちょろちょろ読んでるけど、そろそろ外国文学にも行ってみようかなと考案中。
ノンフィクションでは柳田邦男が最近のお気に入り。柳田國男じゃないよ。そっちはそっちで読んでみたいけど。
お勧めの作家があれば教えてください。