諏訪湖マラソン(レース編)
〜折り返し地点
予想タイムの自己申告を2時間としたところ、7000人中4000番台でスタートすることに。前がたくさんいるため、スタートの合図が鳴ってもなかなか走り出せず、結局スタートラインを超えたのは2分40秒ほど経ってからだった。
スタート直後はペースを抑えることを意識したため、がんがん抜かれる。
それでも5分40秒/キロとなかなか良いペースで順調に半分を消化。
左膝も調子が良かった。
俺はヴェルディのユニを着て走っていたのだが、途中、ザスパ草津のユニを着た人を見かけたため、声をかけて握手としばしの談笑をした。
彼も俺と同じ、諏訪湖マラソン→サッカー観戦*1だったようで、同志がいたことが何ともうれしかった。
〜15キロ地点
左膝の違和感が徐々に大きくなってくるが、何とかペースは維持。このころから抜かされる人数より抜かす人数の方が多くなってきた。
良いペースで走っているとの思いもあったが、左膝の状態がかなり深刻であることに気づき始めたため、不安も大きかった。
〜18キロ地点
左膝の痛みが大きくなり、普通のフォームでは走れなくなる。一旦止まってボランティアの人が持っているコールドスプレーを借りようかと考えたが、一度止まってリズムを崩すともう走れなくなると思い、とにかく走り続けた。
そんな中、天使が登場。
30歳くらいの女性だったのだが、ペースは俺よりちょっと速かったが走りのリズムが一緒で、非常に軽く走っているように見えたため、ペースメーカーとして引っ張ってもらうことに。
3キロは後をつけたので、街中で実践したら完全にストーカーだったw
だが、他人に引っ張ってもらうのは本当に楽だった。
一番苦しいときに5分30秒/キロというペースで走ることができたのは大きかった。
この3キロでかなりの人数を抜かした。
〜ゴール
最後の給水で天使を見失ってからは、ひたすら自分との戦い。左膝は完全にいかれていたため、ペースも極端に落ちる。
あとちょっと、あとちょっとと言い聞かせて走るが、非常に苦しかった。
だが、ゴールが近づくにつれて沿道の声援が大きくなり、「あと1キロだ頑張れ!」という声がとても力になった。
最後はみんなスパートをする中、ばてばてで何とかゴール。
さすがに7000もの人が一斉に走る姿はすごかった。
スタート2キロくらいの高低差がある見晴らしの良い直線では、道中人、人、人で溢れてた。
そして7000もの人がいると、当然コスプレもいたわけで・・・
特に印象に残った人を3人紹介
・牛の気ぐるみを着たおじさん
・黒装束に刀を背負ったくの一おばさん
・小田急バスの車掌の格好をした運転手さん
個人的にはくの一おばさんがMIP。
抜かしたときは後ろから切られやしないかちょっと不安だったw
途中で会った草津サポーターにはその後一度も追いつくことなく完敗。
ゴール後に話をしたら、俺より5分は早かったとのこと。
因みにその後のサッカーの試合でも、草津に痛い目に遭わされた。