iker's blog

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衝撃

今日はサッカー高円宮杯を見に行ってきた。
普段はあいまみえることのない、Jリーグのユースチームと高校のチームが混ざって争う高校年代では最も価値のある大会。
今日は準々決勝で、2試合を見た。


1試合目は応援するヴェルディユースPK戦の末惜敗。
(ちなみにやべっちFCヴェルディを応援する俺の姿が1秒くらい映ってた)
そして2試合目は、俺が注目してる福島市出身の遊佐克美がキャプテンを勤める広島ユースが登場。
遊佐は気持ちが強い選手で、試合中ずっと声を出して味方を鼓舞し続けていた。
だが広島ユースは最後まで試合の流れをつかむことができず、4-1で大敗。
試合終了の笛がなった瞬間、遊佐がその場に崩れ落ちた。
ワールドカップのときの中田英寿の姿を見ているようだった。
しばらくして引き起こされるも、自分で歩くこともできずに仲間に肩を預けっぱなしだった。
責任感がとても強い選手なのだろう。
あまりにも痛々しい光景だった。


何かひとつのことに一生懸命に打ち込むことができない俺にとっては、遊佐の姿は衝撃的だった。
彼のサッカー人生はまだまだこれからだ。
ユースの大会は彼のゴールではない。
それでもこの大会にそれこそ全身全霊をかけていた。
とても自分には共感できなくて、もらい泣きすらできなかった。
本当に大きな衝撃を受けた。


遊佐はサッカー選手としても優秀で、プロに行くことが濃厚だ。
広島にはそうそう試合は見に行けないが、一人のサッカー選手として、いや人間として遊佐を追い続けてみたい。